人出、各地で増加 コロナ前並みの施設も 3年ぶり行動制限なしのGW 東胆振・日高地方

人出、各地で増加
コロナ前並みの施設も 3年ぶり行動制限なしのGW 東胆振・日高地方
観光客らでにぎわう道の駅ウトナイ湖=7日

 3年ぶりに新型コロナウイルス対応の行動制限がなかった、今年のゴールデンウイーク(GW)。4月29日から5月8日までの期間中、東胆振、日高地方は天候にも恵まれ、コロナ前並みのにぎわいを取り戻した観光施設もあった。

 札幌管区気象台によると、GW期間中の苫小牧市は前半、晴れの日が続き、4月30日には最高気温が18・2度と6月下旬並みまで上昇。中盤、一時的に雨天となり、気温が平年を下回る日もあったが、5日以降は回復し、青空が広がった。

 道の駅ウトナイ湖(植苗)の4月29日~5月5日の来場者数は、前年同期比39・8%増の4万2644人。2日を除いて、前年同日を上回り、3日には8214人が訪れた。7日に家族5人で立ち寄った岩見沢市の会社員村瀬潤一さん(52)は「久しぶりに家族で出掛けることができた。感染対策に気を配りながら海鮮丼やホッキカレーも味わえた」と満足そうだった。陶祥教駅長は「来場者数はコロナ前の8割ぐらいまで戻ってきた」と言い、さらなる回復に期待を込めた。

 海の駅ぷらっとみなと市場(港町)には同期間、前年の2倍の約3万2000人が来場した。地元グルメや音楽、マジックショーなど多彩なイベントを用意して誘客。同市場事務局は「通常は土日で約2000人の来場者数だが、GW中は連日3000人を超え、4日には約9600人に上った」と喜んだ。

 むかわ町穂別の穂別博物館も、町内で発掘されたカムイサウルスの全身骨格化石が注目を集めており、同期間の来館者は、前年の5割増となった。担当者は「2019年の9割近くまで回復した」と話した。

 新ひだか町静内の「二十間道路桜並木」で4月30日~5月5日に開催された「しずない桜まつり」には期間中、前年同期比約1万人増の約8万2000人が来場し、満開の桜を楽しんだ。

 出店の食べ物をテークアウト限定にするなど、コロナ対策を徹底しての開催となったが、実行委員会の中村英貴事務局長は「にぎわいが少しずつ戻っている」と歓迎。ただ、コロナ前には約13万人の来場があり、「来年は60回目なので、さらに盛り上がるまつりにしたい」と述べた。

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