苫小牧市美術博物館で開催中の企画展「アイヌ刀―エムシ・タンネプイコロ・タクネプイコロ」(4月29日~6月26日」を学芸員が解説する「スライドトーク」が7日、同館研修室で開かれた。
担当の学芸員岩波連さんが、さまざまなアイヌ刀を写真で紹介しながら用途や特徴について説明した。
日本刀にアイヌ文様を施したさやなどを取り付けたエムシについては「刀身はあえてさびを付けている」と指摘。「さびた刀で切られた魔物は再生できないという言い伝えに基づいており、形が崩れないよう管理をしながらさびた刀に仕上げた」と解説した。
市内永福町の宇佐美金悦さん(89)は「アイヌ民族が受け継いできた資料は貴重。儀式の道具にする文化をつくったことも意義深い」と語った。
次回のスライドトークは、6月18日の午前11時からと午後2時からを予定。申し込み不要で先着25人。
















