担い手確保へ一斉PR 苫民児協 改選期控え12日に市内20カ所で

担い手確保へ一斉PR
苫民児協 改選期控え12日に市内20カ所で
一斉PR活動で配るポケットティッシュを手にする松村会長(左)と市の担当者

 苫小牧市民生委員児童委員協議会(松村順子会長)は「民生委員・児童委員の日」の12日、市内20カ所で、活動をPRする一斉ポケットティッシュ配りを行う。高齢者や児童の見守り役として、日々、地域で相談対応に当たっていることをアピールするとともに12月の改選期を前に存在意義を訴え、新たな担い手確保につなげたい考えだ。

 身近な相談相手として、困り事があれば気軽に相談してほしい―という趣旨のメッセージカードを添えたポケットティッシュ6000個を商業施設や公共施設などで市民に配る。初の試みで約350人の民生委員らがそろいのジャンパーを着て、一斉に行う予定だ。

 苫民児協は2001年から毎年5月に、独自の啓発イベント「ふれあいコンサート」を開催。委員自ら出演する寸劇や音楽ステージなどを通じ、活動をPRしてきたが新型コロナウイルス禍で20、21年は中止。今年も実施を見送るため、代替事業としてポケットティッシュ配りを企画した。

 市内の民生委員児童委員の定数は、主任児童委員を含め359人(次期改選時は1人増の360人)。11月末で58人が定年を迎えるほか、体調不良などで辞める人も一定数見込まれるため、12月の改選に向けて、少なくとも90人程度の新たな担い手を確保しなければならないという。

 松村会長は「民生委員児童委員の存在を知らない人も少なからずいる」と指摘。「精いっぱい存在をアピールすると同時に、町内会や市と足並みをそろえて欠員ゼロで次期を迎えたい」と意気込む。

 民生委員児童委員は高齢者や生活保護世帯、子育て世帯などを支える、地域福祉の担い手。町内会が候補者を選出し、関係機関の審議などを経た上で道知事が推薦、厚生労働大臣が委嘱する。

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