4月の道内企業倒産状況 2カ月連続 前年上回る

4月の道内企業倒産状況 2カ月連続 前年上回る

 帝国データバンク札幌支店はこのほど、4月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は16件、負債総額は48億6400万円。前年同月(10件、14億4100万円)に比べ件数は6件増、負債は3・37倍となり、共に2カ月連続で前年を上回った。

 業種別では製造が4件で最多。これに卸売業、小売業、サービスが各3件で続いた。

 管内別では、石狩と渡島が各4件で最多。次いで十勝と釧路が各2件。胆振では1件発生した。

 倒産の態様別では、破産(15件)が大半。主因別では、不況型倒産の販売不振が14件と全体の9割弱を占めた。

 また、新型コロナウイルス関連倒産は9件発生。道内の累計は118件(4月28日現在)となった。

 同支店では、ロシアのウクライナ侵攻が長期化していることや、円安の進行も懸念材料と指摘。「コロナの収束が見通せない中、原材料価格の高騰や円安の進行はさらなる収益悪化を招く要因となる」と分析し、「小康状態が続いてきた企業倒産は底打ちから、徐々に増加へ転じることが予想される」としている。

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