北京冬季五輪・女子アイスホッケーの日本代表(スマイルジャパン)の一員として出場した安平町出身のFW三浦芽依選手(23)=トヨタシグナス所属=が、町民スポーツ賞を受賞した。13日に町役場総合庁舎で表彰式があり、「町民の方々にたくさん応援していただき、このような賞も頂くことができてうれしい」と喜びを語った。
三浦選手は、五輪直前の強化合宿で左足首を骨折するアクシデントに見舞われながら、試合に強行出場。スウェーデンとの予選リーグ初戦、デンマークとの第2戦で、第2セットのFWとしてプレーし、2戦目に先制点をアシストした。チームは初の決勝トーナメント進出を果たし、最終結果は6位だった。シーズンオフを利用して手術を受け、現在はリハビリの最中。「まずはけがを治して、この先のことを考えていきたい」と話した。
同賞にはこれまで12人、2団体が選ばれており、三浦選手は13人目の受賞者。及川秀一郎町長は「けがで大会に出られるか心配だったが、試合に出場して活躍した。少しゆっくり休むことも必要」と労をねぎらい、「これからも頑張ってください」と期待を寄せた。
三浦選手は、町体育協会からスポーツ優秀賞も受けた。

















