基礎化粧品メーカーのナチュラルサイエンス（東京）が白老町虎杖浜で運営する「ナチュの森」の庭園エリアで、ガーデンマルシェが開かれている。料理に使えるキッチンハーブ、宿根草、一年草の花苗を販売し、スタッフが簡単な庭作りの相談や寄せ植え体験に応じている。２９日まで。

　花苗は、苫小牧市植苗のイコロの森のガーデナーが選んだバジル、ローズマリー、香りが強く寒さに強いヘリオトロープなどのハーブをはじめ、アリウム、プリムラなどの宿根草、バーベナ、デージーなどの一年草を計約４０種扱う。価格は１６０円から１１００円まで。

　絵本を載せた車から本を自由に選んでもらい、施設内の芝生の上で読めるようにする子連れ向けの企画「ガーデンで絵本」も展開している。１５、２９日と６月１２、２６日の各日午後２時からはスタッフによる読み聞かせも行う。マルシェと「ガーデンで絵本」の開催時間は午前１０時～午後３時。

　２０日午前１０時半からは中学生以上を対象に「おうちでできるやさしいストレッチ＆ヨガ」教室も開く。定員９人で参加無料（予約が必要）。また、６月に予定していたポニー馬車体験は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。

　施設の営業時間は午前１０時から午後５時。定休日は水、木曜日（祝日の場合は営業）。入園料は大人が平日２００円、土日曜日と祝日４００円。３歳以上～小学生と７０歳以上は平日１００円、土日曜日と祝日２００円。２歳以下は無料。

　同施設のガーデンは、旧白老虎杖中学校の校庭を活用している。同社は「花がきれいな季節が来た。ガーデンで心身共にリフレッシュを」と呼び掛ける。問い合わせはナチュの森　電話０１４４（８４）１２７２。