北海道ジュニアテニス選手権大会道南東ブロック予選は７日、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で男女年代別のシングルス、ダブルスが行われ、７月の全道大会（札幌市）の出場権を懸けて熱戦を繰り広げた。
　苫小牧テニス協会主催、主管。ブロック予選の今回は、苫小牧や白老、恵庭、千歳などからシングルス約１３０人、ダブルス約４０組が出場した。
　年代分けは１２歳以下、１４歳以下、１６歳以下、１８歳以下の４カテゴリー。それぞれのシングルス３０人、ダブルス１２組が全道大会の出場権を獲得した。
　苫小牧勢は男子ダブルスＵ―１８準優勝の堀川・野月ペア（苫南）、男子シングルスＵ１８で４位の佐藤（苫工）、同Ｕ―１２で６位の野田（ノア苫小牧）が全道切符を獲得した。

― 次の舞台へ「日々精進」 苫南―堀川・野月ペア テニス
　苫南の堀川・野月ペアは、準決勝で強豪の海星学院ペアに６―３で粘り勝ち。決勝は雨天で行われずに規定で順位が決まったが、堀川は「まさか海星に勝てると思わず、実感が湧かない」と驚きを隠せない様子。バックボレーを何度も決めた野月も「強豪相手に練習以上のプレーができた」と喜んだ。
　全道大会に向け「まだ時間はある。少しでもうまくなれるよう、日々精進したい」（堀川）と話し、野月は「全道相手にどのくらい自分たちのテニスが通用するか確かめたい」と意気込んだ。

　苫小牧地区のチーム所属選手の上位結果は次の通り。
　◇男子
　【シングルス】
　Ｕ１８
　▽決勝　池田蓮（海星学院高）６―１松田空（同）▽３位決定戦　鈴木央祐（海星学院高）６―１佐藤柊太（苫小牧工業高）▽準決勝　池田６―０佐藤、松田７―５鈴木
　【ダブルス】
　Ｕ１６
　▽決勝　舟山佳太・長部啓（海星学院高）７―５横山詠基・柴田紘和（室蘭栄高）▽準決勝　舟山・長部６―０中地琉生・鈴木崚平（苫小牧工業高）、横山・柴田６―１村上蓮・佐藤光（海星学院高）
　Ｕ１８
　▽決勝　松田空・池田蓮（海星学院高）＝雨天中止、規定で松田・池田優勝＝堀川篤人・野月潤也（苫小牧南高）▽準決勝　松田・池田６―１高橋劉晟・木下侑哉（登別明日）、堀川・野月６―３斎藤碧月・傳雄晴（海星学院高）
　◇女子
　【ダブルス】
　Ｕ１６
　▽決勝　上野楓果・中村心良（文京少年団、千歳高）６―４伊藤麻寿美・福沢日菜（苫小牧南高）▽１回戦　伊藤・福沢６―１成田深愛・鎌田ルイ（大谷室蘭高）
　Ｕ１８
　▽決勝　鳴海穂香・酒田優菜（千歳高）６―４佐々木遥菜・松田侑来（海星学院高）▽準決勝　佐々木・松田６―３秋元咲花・澤田有里（苫小牧南高）、鳴海・酒田６―２岩泉真子・服部琉杏（大谷室蘭高）