苫小牧市は、今年1月に実施した総合防災訓練の動画の公開を始めた。動画はいつでもどこでも見られるため、新型コロナウイルス流行下の地域の防災力向上に活用してもらいたい考えだ。
苫小牧東小学校で行った避難所運営訓練を20分程度に編集し、動画投稿サイト「ユーチューブ」の市公式チャンネルで4月20日から公開している。町内会には同月末までにDVDに編集して配布した。
動画は、避難者の感染リスクを減らすポイントや使い捨て用ガウンと手袋の扱い方を解説。避難所の受け付け時に使う用具一式や、防災備蓄資機材についても紹介している。段ボールトイレやベッドの組み立て方、熱圧着式トイレやマンホールトイレ、蓄電器や発電機の使い方も、職員が実際に使いながら説明した。
防災訓練は当初、昨年8月に開催予定だったが、コロナ感染者の急増に伴い延期し、今年1月に初めて厳冬期を想定した形で行った。参加者は避難所担当の職員のみに絞り、町内会や地域住民の参加を見送ったため、動画を通じて広く周知する狙いもある。
市危機管理室は「大きな災害になると、避難所運営は職員だけでは難しい。動画を通じて、万が一の時に協力してくれる人が増えてくれたら」と期待する。今後は出前講座でも動画を活用するという。
















