国道276号の伊達市大滝区三階滝町―千歳市美笛の10・3キロ区間が、岩盤崩落の恐れがあるとして通行止めになって17日で1カ月が経過した。札幌開発建設部は、不安定な岩盤を除去する工法の検討に時間を要しており依然、復旧のめどは立っていない。札幌開建公式のツイッターで週2回ほど最新の動画や画像を公開し、作業の進捗(しんちょく)状況を伝えている。
同区間の通行止めは、4月17日に発生した岩盤崩落が原因。現場の法面は高さ約50メートル、幅は最大25メートルにわたって岩肌が露出し、頂上付近は岩盤がせり出した状態にある。札幌開建は、通行止めの解除には不安定な岩盤の除去が不可欠とみているが足場の悪い現場での状況把握に時間がかかっており、工法も決まっていないという。
札幌開建の公式ツイッターは16日の更新で、岩盤上の土砂撤去がおおむね完了したことを報告。ロープで固定した重機を投入し、命綱を付けた複数人が作業に携わっている様子も画像で紹介している。
通行止めにより、ニセコ、洞爺湖方面からは美笛峠経由で新千歳空港に行けなくなっており、迂回(うかい)路として道央自動車道や国道36号などの利用を呼び掛けている。
担当者は「できる限り早く復旧のめどを示せるよう、悪天候の日以外は土日祝日も現地で作業に当たっている」と理解を求めている。
















