規模縮小など試行錯誤 市内中学校、26日から体育祭

規模縮小など試行錯誤
市内中学校、26日から体育祭
開会式での立ち位置を確認する生徒たち=苫小牧沼ノ端中

 苫小牧市内の中学校で26日から順次、体育祭が行われる。新型コロナウイルス禍3年目を迎え、対策は徐々に浸透してきたが、胆振管内で感染拡大が収まらない中、競技種目を絞るなどそれぞれ工夫を凝らして実施する。

 今年は全16校のうち9校が、27日に実施予定。市教委は各校に生徒数やグラウンドの広さに応じた十分な感染症対策を求めるとともに、熱中症にも注意するよう促している。

 ウトナイ中(石田憲一校長、生徒数381人)は27日、「サマースポーツフェスティバル」と銘打って開催。昨年は各学年1時間ずつに短縮し、学級対抗リレー1種目に絞ったが今年は各学年2時間ずつとし、長縄跳びなどの団体競技も繰り広げる。

 コロナ対策として密接、密集、密閉の3密を回避し、大声を出さないよう配慮。競技中以外のマスク着用を徹底させる。3年の阿部優人さん(14)は「少しずつ規模が戻ってうれしい。生徒全員でできる競技が増えたので、楽しみたい」と目を輝かせた。

 同じく27日の沼ノ端中(能登敬久校長、同197人)は昨年と同様、約2時間、全学年一斉に行うが競技は3密回避へ100メートル走、学級リレー、紅白対抗選抜リレーに絞る。生徒会長で3年の佐々木朱莉さん(15)は「体育祭ができることに感謝したい。全校生徒で一生懸命やり切りたい」と笑顔を見せた。

 一方、感染状況を考慮し、学年ごとの開催に切り替えた学校も。

 明倫中(遠藤玲校長、同350人)は当初は27日、全学年一斉に実施予定だったが、ゴールデンウイーク後も地域での感染拡大が収まっていないことを考慮し26、27両日の分散開催に変更。学年ごとにリレーや団体種目を行う。

 来月4日を皮切りに始まる小学校の運動会についても対応はさまざまだが、全学年一斉に1日で行う学校が目立つ。

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