道は20日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。記者会見した鈴木直道知事は、60代以上の新規感染者数の割合が徐々に高まっており「今後さらに高齢者に感染が広がれば、入院患者数が増え、医療への負荷が高まる恐れがある」と警戒。クラスター(感染者集団)が続発する高齢者施設への感染防止対策の徹底を改めて求めた。
道内の19日現在の感染状況は(1)病床使用率19・9%(2)重症病床使用率4・3%(3)人口10万人当たりの新規感染者数338・6人(直近1週間)(4)10万人当たりの療養者数495・6人(同)。前週に比べ新規感染者数は減少傾向にあるものの、全国の都道府県別では沖縄県の1012人に次いで2番目に多い。
知事は感染拡大防止のため▽普段から▽飲食では▽感染に不安を感じるときは―の「三つの行動」の推進を道民に呼び掛けた。感染力が強いオミクロン株の派生型「BA・2」の検出率に関しては、道立保健所管内で82%、札幌市で88%。「全国同様におおむね置き換わった」と報告した。
屋外では▽人との距離が十分にあるときは引き続き必要ない▽人との距離が十分でなくても周囲で会話が少ないときは必ずしも必要ない▽未就学児には一律に求めず無理に着用させない―とするマスク着用の政府の方針について、知事は「具体的な運用に当たっての課題について国に確認し、速やかに対応していく」との姿勢を示した。
また、5月末までとしていた旅行助成事業「どうみん割」の利用期限を6月30日宿泊分まで1カ月延長することも発表。延長分の予約は21日正午から開始する。知事は「引き続き感染対策を徹底した上での活用を、利用者、事業者双方に周知していきたい」と述べた。
















