新千歳空港で25日、国際線ターミナルビル保安区域内への不法侵入を想定した訓練が行われた。空港会社や警察など関係機関が、初動から刃物を持った不審者を取り押さえるまでの対処方法を確認した。
新千歳空港保安委員会(委員長・原田浩信北海道エアポート新千歳空港事業所長)の主催。千歳署や航空会社など55機関から約130人が参加した。
国際線ターミナルビル2階の乗継検査場に案内された男が、係員の制止を振り切り、未検査のまま危険物等所持制限区域に侵入したという想定で行われた。初動から身柄確保までの緊急通報や「不審者追跡・動向監視」などの手順を確かめた。
訓練後、原田所長は不法侵入があった際の運航へのリスクに触れ「関係機関が一致団結する重要性を改めて感じた」と強調。千歳署空港警備派出所の佐々木義紀所長は「反省などを通じよりよい対策を講じていくことが大切」と述べた。
同空港では年1回訓練を行っており、今年で15回目。昨年度は1月に予定されていたが、記録的な大雪などで中止となった。
















