日本中央競馬会は26日、第89回日本ダービー(G1、29日、東京競馬場、芝2400メートル)の出走馬18頭と枠順を発表し、皐月(さつき)賞との2冠が懸かるジオグリフは7枠15番に入った。
皐月賞2着のイクイノックスは大外の8枠18番、同3着のドウデュースは7枠13番で、有力馬が外枠からの発走となる。
(1)1アスクワイルドモア
57岩田望
(1)2セイウンハーデス
57 幸
(2)3アスクビクターモア
57田 辺
(2)4マテンロウレオ
57横山和
(3)5ピースオブエイト
57藤岡佑
(3)6プラダリア
57池 添
(4)7オニャンコポン
57菅原明
(4)8ビーアストニッシド
57和田竜
(5)9ジャスティンパレス
57Mデム
(5)10マテンロウオリオン
57横山典
(6)11ジャスティンロック
57松 山
(6)12ダノンベルーガ
57川 田
(7)13ドウデュース
57武 豊
(7)14デシエルト
57岩田康
(7)15ジオグリフ
57福 永
(8)16キラーアビリティ
57横山武
(8)17ロードレゼル
57レーン
(8)18イクイノックス
57ルメー
(注)MデムはM・デムーロ、ルメーはルメール
競馬の祭典、第89回日本ダービーは29日、東京競馬場の芝2400メートルコースに3歳馬18頭が出走して行われる。昨年の最優秀2歳牡馬ドウデュースに騎乗する武豊騎手(53)は、勝てば自身の持つ歴代最多を更新する6勝目となり、増沢末夫が持つ最年長優勝記録も塗り替える。
最後の優勝は2013年。単勝1番人気のキズナに騎乗し、見事に期待に応えた。今回も有力馬で国内最高峰の舞台に臨む。「チャンスをものにしたい。先頭でゴールを切ることしか考えていない」と闘志を燃やす。
デビューからコンビを組むドウデュースは、前走の皐月(さつき)賞(芝2000メートル)で3着。母系の血統はスピードタイプの印象で距離延長が不安視される中、武は「まず2000メートルでどうなのかなというのは多少あったが、全く問題なかった。これなら2400メートルでもいけると思った」。潜在能力やレースセンスの良さを高く評価する。
ドウデュースは世界最高峰レースの一つ、フランスの凱旋(がいせん)門賞(10月2日、パリロンシャン競馬場)に登録している。明確な結果を残せば、夢は広がる。

















