JR北海道グループと札幌市が札幌駅前で計画する2ヘクタール超規模の「(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業」の整備方針が公表された。北海道新幹線の札幌駅開業や招致活動が進む2030年の札幌冬季五輪・パラリンピックを見据え「世界へつながる”さっぽろ”の新たな顔づくり」を目指す。核となる再開発ビルは地上43階地下4階建て、高さ245メートル、延べ床面積約38万8500平方メートル。完成後はJRタワー(173メートル)を抜いて全道一の高層ビルになる。
今秋の都市計画決定に向け手続きを開始した。商業施設・エスタ(23年9月閉店)を解体後、23年度中に着工し、当初の29年秋を前倒して28年度の完成を予定している。
再開発ビルは、高層部(35~40階)に世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」と連携した国際水準ホテル200室、中層部(10、14~17階)には宿泊主体のホテル300室を整備。宿泊主体ホテルはJRタワーホテル日航札幌とJRインの間の価格帯を想定し、多様な滞在需要を受け入れる。
共にJR北海道ホテルズが運営する。施設とまちのシンボルとなるガラス張りの展望施設(41~43階)とスカイガーデン、高機能オフィス(10~12、18~33階)、道内の地域資源や食文化の魅力を発信する商業施設(B1~10階)、バスターミナル(1階)とその他共用部で構成する。
札幌市の要望で新幹線札幌駅直結の東改札口を設置する。事業主体は札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、北海道ホテルズで構成する「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合」。総工費は現時点で「検討中」といい、今後、特別目的会社(SPC)を設立して財源を確保するとしている。
















