市美術博物館が歴史見学会 苫小牧の酪農学ぶ

市美術博物館が歴史見学会 苫小牧の酪農学ぶ
小杉さん(右)の解説を聞く参加者

 苫小牧市美術博物館はこのほど、市街地を歩きながら地元の歴史を学ぶ「歴史見学会」を開催した。市民17人が参加し、明治~昭和期の苫小牧の酪農業について学んだ。

 同館学芸員の小杉宇海さんらが講師を務め、参加者は同館を起点に、かつて放牧地が広がっていた栄町や末広町を巡り、旭町にある詩人宮沢賢治の「牛」の詩碑まで歩いた。

 小杉さんは末広町の市公設地方卸売市場花卉(かき)市場の前で、1965年まで競馬場が営業されていたことを説明した。旭町の市営住宅では、現地にはかつて農協の乳製品を加工して出荷する拠点があり、現在、印刷会社の事務所として使われている向かいの建物は、家畜の診療所だったことを紹介。「馬は苫小牧発展に欠かせない存在であり、ここでは主に馬を診療していた」と伝えた。

 しらかば町の税理士山本雅一さん(64)は「苫小牧の当時の光景がまだ残っていることを知り、興味深かった」と話していた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る