「てまえどり」掲示36店へ拡大 食品ロス削減 セブン―イレブンと市連携

「てまえどり」掲示36店へ拡大
食品ロス削減 セブン―イレブンと市連携
市内のセブン―イレブンに掲示される啓発ポップ

 コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパンは1日、苫小牧市内の全36店舗で陳列棚の手前にある商品を選ぶ「てまえどり」のポップ掲示を始めた。昨年6月に市内2店舗で始め、一定の食品ロス削減効果を期待できるとし、今回拡大した。同社苫小牧西地区の岡田和也ディストリクトマネジャーは「コンビニは客層が広いので、多くの市民に食品ロスを知ってもらえるのでは」と期待を寄せた。

 「てまえどり」は商品棚手前の販売期限が迫った商品を積極的に購入してもらい、廃棄される商品を減らす取り組みだ。

 ポップは市職員の手作りで、大きさは縦約6センチ、横約15センチ。市のPRキャラクター環境戦隊ゼロごみファイブが目印で「すぐに食べるなら…手前から取ってね♪」とメッセージを掲載している。おにぎりや弁当、サンドイッチといった賞味期限の短いコーナーに掲示する。

 食品ロス問題に取り組む同社と市が連携し、昨年6月に苫小牧木場町店と苫小牧大町1丁目店で試験的にスタート。同社によると、両店では掲示から3カ月後に「3~6%の削減効果があった」といい、全店舗での実施を決めた。市ゼロごみ推進課担当者は「セブン―イレブンは店舗数が多く、効果が期待できそうだ」と話し、他にも積極的に導入を呼び掛けていく。

 同課によると、大手スーパーのコープさっぽろでも昨年9月から、市内全5店舗でポップを掲示している。

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