「海を守る」テーマに 内外情勢調査会で山田氏講演

「海を守る」テーマに
内外情勢調査会で山田氏講演
講演する山田義彦氏

 内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)はこのほど、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で支部懇談会を開いた。東海大学静岡キャンパス長・学長補佐の山田義彦氏が「海に守られた日本から海を守る日本へ」のテーマで講演した。

 山田氏は知床半島沖の観光船沈没事故で、運航会社がアマチュア無線を使用していた点について「海上保安庁などがなあなあで目をつぶり、指摘していなかった」と強調。免許取得で船長になれる日本の制度も「瀬戸内海のような穏やかな場所はいいが、今回のような環境の厳しい場所では通用しない」と指摘した。

 また、海上は風向きが変わっただけで様子が一変し、小さな波でも100回に1回の割合で大きい波が立つとした上で、「海に携わる者はしっかりと安全管理に努めなければいけない」と警告した。

 沖縄県・尖閣諸島については、他国に手出しされない環境をつくり出し、国際的な視点から海洋保護区として自然や島々を守ることを提言。「海を守ることが日本人の未来を創っていく」と訴えた。

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