「病気はその人の一部」 認知症サポーター養成講座開講 苫小牧緑陵中

「病気はその人の一部」 認知症サポーター養成講座開講 苫小牧緑陵中
認知症の人との接し方を説明する桃井さん

 認知症サポーター養成講座が6日、苫小牧緑陵中学校(菅林秀樹校長)で開かれた。3年生88人が、認知症の人への接し方などを学んだ。

 認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を見守る「認知症サポーター」を増やすための市の取り組みで、同校での開催は昨年度に続き2回目。

 市西地域包括支援センターの保健師鈴木早央里さんが、市介護福祉課作成のテキスト「もっと認知症を知ろう!(中学生用)」を基に、認知症の種類や症状など基礎知識を説明した。市南地域包括支援センターの管理者桃井直樹さんは、接し方について紹介。「認知症の人は認知症という病気を持っているだけで、病気はその人の一部分にすぎません」と強調し、「道に迷ってしまう高齢者や、認知症という病気を持ちながら地域で生活している人がいることを知ってほしい」と呼び掛けた。

 中島将希さん(14)は「授業を通して認知症の人との関わり方が分かった」、安藤梨琳さん(14)は「認知症のことは大体知っていたが、今回の講座でより詳しく分かった」と話した。

 同講座は今年度、同校を皮切りに、市内の小中学校約30校で実施される予定だ。

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