訪日観光客解禁 来週にも第1陣 新千歳国際線月内再開へ 政府

訪日観光客解禁 来週にも第1陣 新千歳国際線月内再開へ 政府

 政府は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止していた外国人観光客の入国を一部解禁した。ビザ(査証)発給などの手続きを同日開始。訪日観光客の受け入れは約2年ぶりで、早ければ来週中に第1陣が日本に到着する。月内には新千歳空港国際線の運航も再開する見通しだ。

 国内にはウイルス流入を懸念する声が残るものの、政府は国内外の感染状況改善を踏まえ、経済活動の再開を進めることにした。松野博一官房長官は9日の記者会見で「予約順調との報道もあり、地域経済活性化を期待している」と語った。

 今回受け入れるのは添乗員付きパッケージツアー。ウイルスの流入リスクに基づく「青」「黄」「赤」の分類のうち、リスクの最も低い「青」の国・地域からの訪日客を対象に、ビジネス客なども含めた1日の上限2万人の枠内で入国を認める。「青」区分の国・地域は9日時点で米国、中国、韓国など98。個人旅行は認めない。

 政府は10日から「入国者健康確認システム(ERFS)」上で、旅行代理店などによるオンラインの入国申請をスタートさせる。登録後に「受付済証」が発行され、訪日希望者は在外公館で同証を提示することで査証の発給を受けられる。入国申請から査証発給まで数日間を要する見込みだ。

 政府は外国人観光客の入国再開に当たり、7日にガイドラインを公表。5月下旬からの実証事業の結果を踏まえたもので、旅行業者に対しマスク着用や3密回避の必要性を訪日客に説明し、事前に同意を得ることなどを求めている。政府は英語で書かれたイラスト付きの説明書も用意し、感染対策の徹底を呼び掛ける。

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