道は10日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。記者会見した鈴木直道知事は新規感染者数、病症使用率とも「今年度に入って最も低い水準になった」と説明。引き続き感染の広がりを抑えていくために「三つの行動(換気の徹底、飲食の会話の際はマスク着用など)の実践とワクチン接種の検討を」と道民に呼び掛けた。
9日現在の全道の感染状況は(1)病床使用率12・4%(2)重症病床使用率1・4%(3)人口10万人当たりの新規感染者数122・6人(直近1週間)(4)10万人当たりの療養者数210・4人(同)―で、4指標とも前週から改善した。知事は「4月以降の感染拡大前の水準を下回る状況になった」と強調。都道府県別でも新規感染者数は全国7位、病床使用率は全国26位と5月に比べ改善。減少傾向が続いている。
ワクチンの3回目接種率については8日現在、北海道は62%で全国(59・8%)を上回っている。ただ20代は42・3%、30代は46・1%と依然低迷している。知事は対策会議で「他の世代に比べ若年層の3回目接種は低い水準にある。市町村と連携して積極的な接種の検討を呼び掛けてほしい」と本部員に指示した。
▽60歳以上▽基礎疾患のある18歳以上―などを対象とするワクチン4回目接種については、知事は「道内でも順次、接種が本格化していく。7月から8月にかけてピークになる」と指摘。4回目接種の促進に向けて「道の集団接種会場(北海道ワクチン接種センターなど)の活用も検討したい」との姿勢を示した。
また、知事は最大確保病床数を65床増床し、2212床となったことを説明。感染の再拡大に備えて「引き続き医療提供体制の確保に万全を期していく」と述べた。
















