苫小牧市と千歳市にまたがる樽前山の山開きが12日、樽前山神社奥宮で行われた。苫小牧観光協会や千歳観光連盟、同神社の関係者ら約30人が参列。登山者の安全や火山活動の静穏、奥宮の修復工事の安全などを祈願した。
山開きは同神社の主催で毎年、同日に実施。新型コロナウイルス流行下でも規模を縮小するなどして続けてきた。
この日は晴天に恵まれ、約600人余りの登山者が訪れた登山日和。神職が祝詞を読み上げた後、参列者は玉串を納め、登山者やまちの安全、コロナの終息などを祈った。
奥宮の修復工事が終わるまでの間、ご神体を一時的に移す儀式も実施。祭司を務めた同神社の鎌田孝幸禰宜(ねぎ)は「1週間ほどで神様は戻す。新しい奥宮でもお参りをしてもらえれば」と述べた。
両親と一緒に、たびたび山開きに参加しているという苫小牧市のぞみ町の大学1年生柳田愛美さん(18)は「自宅からもよく見える好きな山。いつまでも、平穏であってほしい」と願っていた。
















