事業許可取り消しへ聴聞 知床遊覧船 事故で国交省

事業許可取り消しへ聴聞 知床遊覧船 事故で国交省

 知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、国土交通省は14日、運航会社「知床遊覧船」の事業許可取り消し処分に向けた聴聞を実施した。同社側の主張を確認した上で、正式な処分手続きに移る。

 許可取り消しは、海上運送法に基づく処分の中で最も重く、事故を受けた取り消しは初となる。

 聴聞は処分に先立ち、事業者側に釈明の機会を与える手続きで、同省北海道運輸局で行われた。同社は事前に陳述書を提出しており、桂田精一社長は聴聞に出席しなかった。

 同省は、事故翌日の4月24日から1カ月間、同社への特別監査を実施した。荒天が予想される中、運航基準に反する可能性が高いにもかかわらず出航を決めたほか、運航管理者に選任された桂田社長について「3年以上の実務経験」の要件を満たすと虚偽申告するなど、複数の法令違反が判明した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る