東胆振中体連サッカーは11、12の両日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場でトーナメント戦が行われた。決勝は青翔が東・開成を8―2で下し、2年連続の栄冠をつかんだ。両チームは7月2、3日に同サッカー場で行われる胆振大会への出場権を獲得した。
8チームが出場。青翔は決勝でFW金子隼之助(2年)、MF荒璃乙(同)、高橋琉生(1年)が2ゴールをマークして快勝した。東・開成は前半終了間際と後半開始直後の2ゴールを決めたが、守備陣が守り切れず大量失点に泣いた。
▽決勝
青 翔8―2東・開成
▽準決勝 東・開成3―1ウトナイ・鵡川、青翔3―1和光
▽1回戦 東・開成4―1緑陵・啓明、ウトナイ・鵡川0―0啓北・光洋(PK5―4)、青翔17―0明野、和光5―1明倫
―運動量で相手を圧倒 「今年こそ、全道大会へ」
青翔が圧倒的な運動量で東・開成との決勝を勝ち切った。蝦名監督は「全員で走り切れたことが勝因」と話し、フィールドを果敢に駆け回った選手たちをたたえた。
大会前は「新型コロナ禍で開催が危ぶまれたが、準備、運営してくださった方に感謝してプレーするとともに、より厳しい胆振大会を見据えて戦おう」と選手の士気を高めた。
選手はそれに応えるように8ゴールで圧勝。先制点のFW根本(3年)は「いいパスをもらえたので決めたいと思った。チームとしてまとまって戦えた」と振り返り、胆振大会に向けて「強豪相手でも結束して戦い抜きたい」と意気込んだ。
昨年も東胆振大会で優勝。胆振大会に進出するも、準決勝で敗退。「今年こそは勝って全道大会へ出場したい」(蝦名監督)とチームは闘志を燃やしている。

















