自動車部品製造業トヨタ自動車北海道(苫小牧市勇払、北條康夫社長)の2021年度売上高は、前年度比7・3%減の1889億円となった。新型コロナウイルス感染拡大により、東南アジアからの半導体供給不足などの影響を受け、4年ぶりの減収決算を余儀なくされた。
製品の販売台数は、自動変速機(AT)、無段変速機(CVT)、ダイレクトシフトCVTなどの「トランスアクスル」が前年度比18・9%減の129万2000台、「トランスファー」が同21・7%増の57万1000台。同社はコロナ禍でも20年度、過去最高の売上高(2037億円)を達成したが、21年度は148億円の減収となった。
21年度当初は生産活動が好調だったが、9月以降、コロナ感染拡大の影響を受けた。東南アジアの半導体供給が滞り、親会社のトヨタ自動車(愛知県)が生産調整で完成車工場を停止。トヨタ北も9、10月は生産ライン一部の稼働を止め、計画対比で2~3割の減産となった。11月以降は減産幅が縮小し、ラインの非稼働日もなかったが、V字回復には至らなかった。
従業員体制は3500人規模を堅持しているが、現状について「稼働停止はないが、稼働時間を調整するなど、フル稼働ではない」と説明。「車両工場の動きに応じて生産を組んでおり、生産計画自体が成り立たず見通しは立たない」とコロナ禍ならではの生産活動を続け、「反転攻勢」に備えている。
















