苫小牧市は11日、まちなか交流センター・ココトマで「多文化共生」をテーマにしたイベントを開いた。市民22人が参加し、地域に暮らす外国人の暮らしの現状を学びながら、誰もが住みよいまちづくりについて考えた。
市の国際化推進事業を受託している広告業オーティスと、北海道多文化共生NETの連携事業。第1部では、言語学などが専門の平田未季北海道大学准教授が「外国人の住みやすいまちづくり」をテーマに講演した。
道内在住の外国人は、他地域に比べ日本語学習者の割合が低い傾向に触れ、外国人を国際交流のように「お客さま」と見るのではなく、同じ地域の「コミュニティーメンバー」として受け入れていく必要性を強調。「相手の視点に立とうとする気持ちを大切にしてほしい」と訴えた。
第2部では、市内在住の外国人2人が日本での生活で生じている困り事について語り、参加者と共に解決の糸口を探るワークショップが行われた。
同NETの五十嵐啓子代表理事は「参加者から『今後の生活に生かせる』『定期的に開催してほしい』といった声が上がり、手応えを感じた」と話していた。
















