SDGsの取り組みに力 平等社会を推進するネットワーク苫 食品ロス削減や海岸清掃など

SDGsの取り組みに力 平等社会を推進するネットワーク苫
食品ロス削減や海岸清掃など

 市民団体の平等社会を推進するネットワーク苫小牧(中村こずえ会長)は今年度、食品ロスの削減や資源の有効活用、海岸清掃といったSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みに力を入れる。苫小牧市内の他団体や企業と連携した活動も構想しており、すべての人が生きやすい男女平等参画社会の実現を目指す。

 今月、書面形式で行われた総会で2022年度事業計画を決定。「ジェンダーレス」「SDGs」「研修・学習」の3項目を重点目標に掲げ、特にSDGsについては新たな取り組みを盛り込んだ。

 ふるさと海岸などでの海岸清掃を年に2回程度実施するほか、食品ロス削減を目指し、表面の傷などが理由で出荷できない果物や野菜を販売するマルシェを夏と秋に開催することも計画している。

 また、自宅で余っている食品を会合などの際に持ち寄り、寄付をすれば欲しい食品を持ち帰ることができるという、昨年度から会員内部で始めた活動を継続。まだ着られるが不要になった衣服を有効活用し、発展途上国の子どもたちに送るポリオワクチンの費用を捻出する取り組みも引き続き行う。

 ジェンダーレスに関する事業では、男女平等参画に関する用語集の作成や展示企画に加え、年6回の人材育成講座や食育講座、防災講座などを予定している。

 中村会長は「これまでに築いたネットワークを生かし、横のつながりをさらに意識した活動をしたい」と強調。「昨年開設したホームページもフル活用して情報発信を行うので、市民の皆さんにもぜひ関心を寄せてもらえれば」と話している。

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