鈴木直道知事は20日の定例道議会本会議で、苫小牧東部地域の開発について「2021年度はバイオマス発電所や医療機器の製造工場など大型立地の動きがあった」と説明した。今後も株式会社苫東や地元関係機関とも連携して「自動車関連など立地企業と道内各地の地場企業との取引を促していくほか、脱炭素化など地域課題の解決につながる先導的な実証事業を促進していく」と述べ、企業誘致を推進する姿勢を示した。安藤邦夫氏(公明党、苫小牧市区)の一般質問に答えた。
安藤氏は20年にオープンした白老町の「民族共生象徴空間」(ウポポイ)の入場者数が、新型コロナウイルスの影響で伸び悩んでいる問題を取り上げ、「ポストコロナを見据えて、どのように取り組むのか」とただした。
知事は「コロナ下で制約があったことから、関連施設の展示の映像をグーグルマップに掲載」したほか、「アイヌ文化とゆかりの地を巡る動画サイト『アイヌミュージアムトリップ』を開設し、来訪意欲の醸成に努めた」と説明。今後はウィズコロナ、ポストコロナを見据え、「インバウンド(訪日外国人旅行者)向けに『アイヌミュージアムトリップ』の多言語化を進める」と強調した。
さらに国や市町村、関係機関と一層の連携を図り「関連施設と縄文文化など地域を結ぶ周遊コースを紹介する。より多くの人々が、ウポポイを起点に関連施設を来訪いただけるように取り組んでいく」などと述べた。
















