第39回全国都市緑化北海道フェア(ガーデンフェスタ北海道2022)が開幕した25日、協賛会場の苫小牧市サンガーデンで「森の香り」をテーマにした講座(苫小牧実行委員会主催)が行われた。市民ら約40人が、北海道立総合研究機構林業試験場(美唄市)の脇田陽一森林環境部長を講師に樹木の香りの多様性や効能について理解を深め、香水作りにチャレンジした。
脇田部長は、自身の研究で苫小牧自生のヤチヤナギの香りにストレスを低減する効果が確認されたと説明。その香りが、化粧品やチーズ製造に生かされていることなどを紹介した。
その上で、ヤチヤナギやトドマツ、ハマナス、イソツツジなど苫小牧に自生する樹木10種類の香り成分を凝縮した蒸留水を用意。「どれも同じ濃度だが小さい頃に嗅いだことがないと、匂いを感じない場合もある」と解説していた。
この後、蒸留水を蒸気化して香りを一つずつ確認した参加者は、好きな香りの蒸留水を配合。オリジナルの香水作りに挑戦した。市内拓勇東町の女性(65)は「木にはさまざまな香りがあることが分かり、面白かった」と笑顔だった。
















