苫小牧市社会福祉協議会は6月28日、ボランティア事業「だけボラ」の研修会を市民活動センターで開いた。だけボラとして市社協に登録する市民51人が参加。函館市地域交流まちづくりセンターの丸藤競センター長から、少子高齢化が進む中、地域で人がつながり、支え合う意義を学んだ。
「だけボラ」は、ごみ捨て「だけ」、花壇整備「だけ」など活動内容を限定したボランティア活動として、市社協が昨年度スタートさせた。みんなで助け合えるよう工夫し、参加しやすくしたボランティアで、現在約70人が登録する。
研修会は、登録者が地域活動について考える機会として企画した。
丸藤さんは今後、人口減の加速や1人暮らしの高齢者の急増などで日本に「高齢化第2幕」が訪れることを示唆。その中で高齢者が地域活動やボランティア活動に参加することは自身の介護予防と地域の活性化に役立つことから、「積極的な参加が重要」と強調した。
参加者がグループになり、居住地域への思いなどを語り合う場も設けた。参加者はごみの不法投棄、高齢者宅の雪かき、地域で孤立している人との関わり方など、日ごろから課題と感じていることを発表。「ほかの地域を参考にしては」「コロナ禍で行動制限の多い今、イベント開催時には景品を用意するなど人が集まる工夫も必要」とアイデアを出していた。
だけボラ登録者で桜木町町内会会長の三澤伸吉さんは「だけボラは若い人や子どもたちを地域活動に巻き込むためにも、とても良い取り組み。町内会でも地域に広げていきたい」と話した。
















