助産師の中田さんが座談会 性教育の大切さを認識

助産師の中田さんが座談会 性教育の大切さを認識
性について学びを深める参加者

 苫小牧市内在住の助産師中田知穂さん(36)による性教育講座がこのほど、市日吉町の飲食店ダンディライオンで開かれた。学校などで正しい性教育を受けなかった大人向けに中田さんが企画した催しで、男女8人が参加。自分が望む人生を送るためには性教育が重要であることが伝えられた。

 講座のテーマは「赤ちゃんってどこからくるの?」。中田さんは子どもから性に関する質問を受けた際は「はぐらかしたりごまかしたりせず、淡々と事実だけを伝えてほしい」と強調。自分も分からないことは子どもと一緒に調べたり、「私はこう思う」と自分の意見として伝えたりすることが有効と伝えた。

 また、インターネット上に裸の写真を拡散されるなどの性被害を受けるケースが増えていることから、「自分の体は自分だけのもの。裸の写真は絶対に撮ったり、誰かに撮らせたりしてはいけないことを繰り返し言ってほしい」と訴えた。

 参加者が交流する時間も設けられ、60代の男性は「自分が子どもの時代とは比べものにならないくらい、性に関する誤った情報があふれている」と危機感を示した。日常的に子どもと接する仕事に就いているという参加者は、他人とのコミュニケーションがうまく取れない子どもが増えていることに触れ、「このような時代だからこそ、性教育はとても重要だ」と述べた。

 中田さんは性に対する正しい情報を広げることを目指し、同店の協力を受けて1月に講座をスタート。4回目となった今回は初めて夜間に開催した。次回は7月、生理をテーマに親子向けに行う考え。

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