内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)はこのほど、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で支部懇談会・講演会を開いた。国際大学副学長・大学院教授の橘川武郎氏が「カーボンニュートラルと日本のエネルギー政策」をテーマに講演した。
橘川氏は、カーボンニュートラル実現には「コスト削減が最重要課題」とし、「イノベーションとともにガス管など既存のインフラを徹底的に活用することが実現のカギとなる」と述べた。イノベーションでは、二酸化炭素を分離、回収し地中にためる「苫小牧のCCSが人類を支えていく技術になることは間違いない」と断言した。
橘川氏は2030年に温室効果ガスの削減46%、50年にカーボンニュートラル実現の目標は正しいとする一方、30年に稼働している原発は20基ほどにとどまると予測し、「過去の政策が悪く、30年の目標達成は間に合わない」と持論を展開した。
















