各党 かく戦う 参院選

 6月22日に公示された参院選は、選挙戦を折り返し、10日の投開票へ向け後半戦に入っている。各党は全国屈指の激戦区となる道選挙区(改選数3)や比例代表に候補を擁立し、デッドヒートを繰り広げている。道内主要6党の幹部に、勝敗ラインや強く訴えていることなどを聞いた。

冨原亮幹事長 自民党道連    道民の暮らし、営み守る 
 この安定政権をいかに持続させるか。そのために道選挙区で長谷川岳、船橋利実両候補の2議席をしっかり獲得し、北海道の発言力を高めていく。6年前の改選議席は1議席なので、議席増を目指す。これまで訴えてきた政策の実行に、スピード感を持って力を加えていくことが必要だ。例えば、北海道を災害からしっかり守る。道民の暮らし、営みをしっかり守っていくということを、強く責任政党として訴えている。道選挙区は立憲民主党も2議席獲得を目指す激戦区。多くの道民に自民の政策を訴え、支持拡大していく。

 梶谷大志幹事長 立憲民主党道連   緊張感持てる政治を
自民1強政治が続いている状況がいいのか。続いていることで忖度(そんたく)、不正はないのか。政権交代の選挙ではないが、しっかり緊張感を持てる政治を実現したい。政策的には生活安全保障を強く訴えている。アベノミクスから始まっている円安、スーパーに行くと食料品、日用品がどんどん上がっている。岸田インフレとも言われている。消費税を5%に下げるなどの政治が今、必要だ。道選挙区には徳永エリ、石川知裕両氏を擁立。6年前の改選議席は2議席なので、議席死守を目指す戦い。自民2候補に競り勝ちたい。

阿知良寛美幹事長 公明党道本部    不安払拭で未来へ
 ロシアのウクライナ侵攻が世界を揺るがし、影響は計り知れない。その不安を払拭(ふっしょく)することが、大切だ。党では「日本を前へ」をキャッチコピーに、不安を払拭しさらに未来へつなげていく視点を掲げた。経済再生、賃金アップ、物価高騰対策、現実的に国をどう守るかという安全保障政策も訴えている。小選挙区で7議席、比例は全国で800万票、北海道は35万票が得票目標。道本部として比例の横山信一氏の3選と、選挙区で推薦している自民2候補の3議席の獲得を目指す。安定政権を強固にしていきたい。

 鈴木宗男代表 日本維新の会道総支部      無駄をなくし改革
 参院選のずばり争点は改革だ。いわゆる無駄をなくすこと。これを日本維新の会として訴えている。文書通信交通滞在費は国会議員の特権的待遇の最たるもの。大阪では府会議員の給料を3割カットし、定数も2割カットした。大阪は国民の目線で政治をやっている。これを日本中で展開したい。昨年の衆院選は議席を4倍増できた。今回の参院選も倍増したい。非改選が9人で、今回13人当選すれば22人になって法案提出権も得られる。道総支部では比例代表の八田盛茂、小林悟両氏の当選に全力投球中。改革の政党を訴えていく。

千葉隆書記長 共産党道委員会    憲法9条生かし平和な国に
 ロシアのウクライナ侵略が続いている中での選挙。アジアと日本の中で、いかにして戦争ではなくて、平和な社会が続けられるか。これほど切実性を持った中での選挙は初めて。私たちは戦争する国づくりをさせないで、憲法9条を生かして平和な外交でアジアと世界の平和をどうつくっていくか。道選挙区に擁立した畠山和也候補を中心に、これを大いに訴えている。物価高騰で道民は厳しい状況に追い込まれている。これを打開し、国民生活を守るために何が必要かも争点になる。元衆院議員の畠山氏の参院初当選を目指す。

藤井和則幹事長 国民民主党道連     対決より解決の政治
 国民が何を望んでいるのか。政策の選択選挙だ。私たちは「アップデート」を大テーマに掲げ、「対決より解決」の政治を強く訴えている。国民目線で急がなければならないもの。例えばガソリン減税などを主張しているほか、3年目に入った新型コロナウイルス対策もこれまでをきちんと検証し、出口対策も争点だ。全国的に比例は500万票以上、5議席以上が目標。民間産別候補者も4人抱え、全員の当選を目指す。道選挙区に擁立した臼木秀剛候補も民間産別中心に支援を訴えている。しっかり党として足跡を残す選挙戦にしたい。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る