苫小牧市高丘の樽前山神社の例大祭(実行委員会主催)は14~16日、3年ぶりに通常開催される。担ぎみこしや稚児行列が復活し、境内には約140の露店が出店する。特設ステージで歌や踊りなども繰り広げられ、夏の風物誌が苫小牧を彩る。
新型コロナウイルスの感染拡大で2020年以降、神事は継続しながら、みこしや稚児行列、露店、イベントなどの実施を見送ってきた。今年4月の総代会で、19年以来の通常開催を決めた。
14日は午後3時に本殿で宵宮祭(よいみやさい)を行った後、社殿前での御神火(ごしんか)の点火式を経て、入魂した宵みこしが午後6時15分から、JR苫小牧駅前を練り歩く。境内の特設ステージでは、のど自慢(カラオケ)の他、市内高校生のダンスパフォーマンスや地元歌手のライブなどを予定。
15日の本祭は神賑(しんしん)行事が目白押し。雅楽演奏やフラダンス、よさこいソーラン、歌謡ショーなどのステージ発表のほか、境内に茶席を構え、弓道大会や空手道の奉納演舞も行われる。
16日の後日祭は、車両みこし渡御駐輦(ちゅうれん)祭を一日かけて行い、みこしを積んだトラックが市内全域を巡って地域の安全を祈願する。午後6時からは、担ぎみこしが双葉町から同神社に向けて出発。途中で稚児行列とも合流する。特設ステージでは、歌や踊りの多彩な催しが最終日を盛り上げる。
19年は3日間で延べ14万人(実行委発表)が来場した。コロナ感染対策を万全にするため、露店が連なる境内各所に消毒液を置き、来場者にマスク着用や手指消毒などを求める。実行委は「通常開催に『おめでとうございます』とうれしい声掛けも頂いている。コロナ対策に気を配り、盛大に行えるよう準備を進めたい」と力を込める。
















