道は8日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。記者会見した鈴木直道知事は「局面が大きく変わった。これまで長く続いてきた減少傾向から増加傾向に転じた」と強調。特にオミクロン株の派生型「BA.5」と「BA.4」の感染が道内でも計12人確認されたことを重視し、「特にBA.5は今後、国内の主流系統になると指摘されている」と述べ、道内でも感染再拡大につながることへの懸念を示した。
全道の7日時点の感染状況は(1)病床使用率8・1%(2)重症病床使用率0・7%(3)人口10万人当たりの新規感染者数87・5人(直近1週間)(4)10万人当たりの療養者数110人(同)―となり、(2)を除き3指標が前週から上昇。全道の新規感染者数は7日時点の1週間合計で4574人となり、6月30日時点に比べ1・17倍に増加。知事は「札幌を含めて道央圏を中心に増加する状況になってきた」と説明した。
全国的には「第7波」に入ったとの見方が広がる中、知事は「こうした局面の変化に、速やかに対応していかなければならない」と指摘。今後の感染者数の急増を想定し、必要な病床の確保、検査能力の拡充、自宅療養者への対応、宿泊療養施設の運用、保健所の体制など状況の変化に適切に対応できるよう「保健医療提供体制の再確認を早急に行ってほしい」と本部員に指示した。
また、知事は「社会経済活動を着実に進めていく」ことも強調。第三者認証店や観光事業者に「感染防止対策の再確認」を要請。道民には「今年は行動制限のない夏」となることから、▽混雑した場所でのマスク着用▽屋外ではマスクを外し熱中症を防ぐ▽飲食の際の会話ではマスク着用―など、基本的な感染防止行動の徹底を呼び掛けた。
















