安倍晋三元首相が8日、奈良市で銃撃されて死亡した事件は、苫小牧市内の政党関係者にも大きな衝撃を与えた。民主主義の根幹である選挙の街頭演説中を狙った凶行を非難する声も相次いだ。
自民党道9区支部幹事長の遠藤連道議は、2日に室蘭市で、参院選候補者の応援弁士を務めた安倍氏と会ったという。「(選挙応援で)全国を飛び回り、少し疲れた様子だったが、演説ではいつも通りの安倍節だった」と振り返り、「撃たれたことが信じられない。心からお悔やみを申し上げたい」とショックを隠し切れない。
立憲民主党道9区総支部代表代行の沖田清志道議は「(安倍氏と)思想信条はまるっきり違うが、言論を暴力で封殺することは許すことができない」と憤る。事件による参院選への影響については、「何とも言えないが、有権者の投票行動に(何らかの)影響が出るかもしれない」と話した。
公明党日胆総支部連合会長の安藤邦夫道議も憤り、「安倍氏の一刻も早い回復を願っていたが、残念だ」と惜しんだ。選挙戦の最終盤に事件が起きたことで、「投票行動に少なからず影響があるかもしれない」と注視する。
共産党苫小牧地区委員会の西敏彦委員長も、選挙のさなかの蛮行を強く非難。「党としてこれまで政策をめぐって安倍氏を批判することもあったが、どんな理由であれ、言論の自由を暴力で封じるのは決して認められるものではない」と強調した。
















