生と死について考える 男女平等参画推進センター終活講座に市民35人

生と死について考える 男女平等参画推進センター終活講座に市民35人
終活について語る末澤住職

 生と死について考える終活講座が7日、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。妙見寺(音羽町)の末澤隆信住職が、仏教の教義を織り交ぜながら人の生き方について語り、参加者もそれぞれの考えを発表し合った。

 同センターの自主事業で市民35人が受講した。

 劇団札幌座の所属俳優西田薫さんが、伊集院静さんのエッセー「大人の流儀・さよならの力」を朗読。著者自身が弟と妻を亡くした経験から別離が人に与える影響についてつづっており、受講者は心に迫る朗読にじっと聴き入っていた。

 続いて末澤さんが講話をし「人は悲しみを通してさえもつながることができるのかもしれない」と強調。経典にも「人は悲しみの中で大切なことを知る」という教えがあることに触れ、「終活は手続きや身辺整理だけでなく、この世に何を残して人生を終えたいかという視点を持って生きることなのでは」と述べた。

 参加者が自身の死別体験や終活への思いを発表する時間も設けられ、互いに意見を聞き、これからの人生について深く考えた様子だった。

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