【ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権車いす部門は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子ダブルス決勝で、上地結衣(三井住友銀行)ダナ・マシューソン(米国)組が、ディーデ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)を6―1、7―5で破って優勝した。上地の女子ダブルス制覇は2年連続7度目。
男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)を4―6、7―5、7―6で下して初優勝し、車いす男子初の生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を達成した。
国枝は四大大会通算28度目の優勝。四大大会とパラリンピックを全て制する「生涯ゴールデンスラム」も遂げた。今大会は男子ダブルスとの2冠で、単複合わせた四大大会の通算優勝回数は50勝となった。
9日に行われた男子ダブルス決勝で、国枝慎吾(ユニクロ)グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組が、アルフィー・ヒューエット、ゴードン・リード組(英国)を6―3、6―1で下して優勝した。国枝は2014年以来4度目の優勝。
女子シングルス決勝は第2シードの上地結衣(三井住友銀行)が第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)に4―6、2―6で敗れ、初優勝はならなかった。

















