テンキグサでコースター チキサニでアイヌ文化体験 白老

テンキグサでコースター チキサニでアイヌ文化体験 白老
講師からアイヌ伝統の編み方を学ぶ参加者(左)

 一般社団法人白老モシリは9、10両日、白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで、アイヌ民族伝統の編み物を生かしたコースター作りの体験行事を催した。

 浜に自生するイネ科のテンキグサ(ハマニンニク)を材料に伝統の編み方を学ぶ行事。町民7人が参加し、アイヌ民族の手工芸に詳しい町石山の河岸麗子さん(72)と義妹の洋美さん(56)が講師を務めた。

 参加者は5月に町石山で自ら採取し、天日干しで乾燥させたテンキグサを編み込み、2日間かけてコースターを完成させた。

 指導に当たった河岸麗子さんは「アイヌ文化への理解だけでなく、自分で材料を採取し、制作した物への思い入れも深めてほしい」と話していた。

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