長谷川氏がトップ 徳永氏、船橋氏が当選 自民2議席獲得 参院選道選挙区

長谷川氏がトップ 徳永氏、船橋氏が当選 自民2議席獲得 参院選道選挙区

 現職2人、新人10人の計12人が出馬する乱戦となった参院選道選挙区(改選数3)は10日、投開票され、長谷川岳氏(51)=自民・現=が知名度の高さを生かして59万5033票を獲得し、トップで3選を果たした。徳永エリ氏(60)=立憲民主・現=も支持母体の連合北海道の基礎票を固めて45万5057票を得票して、2位で3選。3議席目には党が「重点候補」に指定した船橋利実氏(61)=自民・新=が組織票を手堅くまとめ、44万7232票を獲得して滑り込んだ。自民・立憲共に2人を擁立した全国有数の激戦区で、自民が前回(2019年)に続き「2議席獲得」に成功し、立憲との対決を制した。

 長谷川氏は自民党最大派閥の安倍派のホープとして総務副大臣、参院議運筆頭理事などを務めた2期12年の実績も訴えた選挙戦を展開。自民支持層や推薦を受けた公明票を取り込んだほか、無党派層からも多くの支持を集め、60万票に迫る得票で圧勝した。

 徳永氏は自民1強政治を批判し、本道の基幹産業である1次産業の活性化へ向けた農政改革を訴えた運動を展開。推薦を受ける連合の旧総評系の基礎票を固めたほか、無党派層の政権批判票も取り込み、安定した戦いで議席を維持した。

 前衆院議員の船橋氏には、党幹部や大物議員が次々にてこ入れで来道し、党が総力戦を展開。自民支持団体の組織票を手堅くまとめたほか、公明票も取り込んで立憲候補に競り勝ち、くら替えで国政復帰を果たした。

 元衆院議員の石川知裕氏(49)=立憲民主・新=は連合の推薦枠から外れ、大きな支持団体を持たないハンディを逆ばねにした運動を展開。複数の勝手連組織が草の根選挙を展開し42万2392票を得票したものの、及ばなかった。

 元衆院議員の畠山和也氏(50)=共産・新=は共産支持層以外の広がりを欠き、連合北海道の旧同盟系の支援を受けた臼木秀剛氏(41)=国民民主・新=も知名度不足を解消できず、いずれも落選した。

道選挙区開票結果(確定)改選数3

当 長谷川 岳 595,033 (自民・現)(3)

当 徳永 エリ 455,057 (立憲・現)(3)

当 船橋 利実 447,232 (自民・新)(1)

  石川 知裕 422,392 (立憲・新) 

  畠山 和也 163,252 (共産・新) 

  臼木 秀剛  91,127 (国民・新) 

  大村小太郎  75,299 (参政・新) 

  斉藤 忠行  23,039 (N党・新) 

  石井 良恵  18,831 (N党・新) 

  浜田  智  18,760 (N党・新) 

  沢田 英一  16,006 (くに・新) 

  森山 佳則  11,625 (幸福・新) 

▽有効投票数 2,337,653 ▽無効投票数 72,694

(○内の数字は当選回数。立憲は立憲民主党、国民は国民民主党、N党はNHK党、参政は参政党、くには新党くにもり、幸福は幸福実現党)

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