札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは、6月の道内の火山活動状況を発表した。常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)、倶多楽(白老町、登別市)に噴火の兆候は認められず、噴火警戒レベルは「1(活火山であることに留意)」のままだった。
同センターによると、樽前山の火山活動は「おおむね静穏」。6月7~9日に行った現地調査で、前回2020年6月の調査時に比べてA火口温度およびH亀裂東壁の一部の地表面温度に低下を確認した。
噴気の高さは火口縁上100メートル以下で推移。火山性微動は観測されず、火山性地震も少なかった。主に山頂溶岩ドーム直下のごく浅い場所で起きていた。
ドーム周辺は高温状態が続いており、突発的な火山ガスなどの噴出には引き続き、注意が必要という。
倶多楽も「静穏」で火山性微動は見られず、噴気活動も低調だった。
















