苫小牧のフォトクラブ「トライアングル」(林広志会長)は新規会員獲得へ、今年度から、月1回の月例会を会員以外にも開放し、幅広い年代の写真愛好家の交流を促している。作品展のみの参加なども歓迎し、さまざまなライフスタイルに対応したクラブに生まれ変わる。
昨年度までは年会費1万2000円と、月例会や年1回の作品展への参加を会員に求めていた同クラブ。今年度からは作品展の経費3000円と、月例会ごとの会費500円をそれぞれ集めるスタイルに見直した。
原則として作品展参加者を会員とするが、月例会のみ参加する非会員も受け入れる。林会長は「活動に興味のある人が、可能な範囲で関わることができる仕組みを整えた」と語る。
月例会の参加者については経験や年齢を問わず、初心者や高校の写真部員なども歓迎。2018年に入会した40代の男性メンバーは「新しい視点の作品に触れることは刺激になる。若い世代の会員も増えてほしい」と期待する。
同クラブは1986年、全国規模のコンテストで受賞歴がある林会長が発起人となり、市内の若手愛好家らで結成された。
最盛期の2000年ごろには50代を中心に30人以上の会員がいたが、現在は40代~70代の16人まで減少。市内で活動するフォトクラブ自体が7団体から3団体にまで減っている。
写真投稿アプリ「インスタグラム」などを使ったインターネット上での交流活発化もクラブ離れの一因とみられる。
林会長は「発表の場が増え、組織に属さなくても活動できるようになった」としながら「会員同士で意見を言い合うことが撮影技術の向上につながる」とクラブの存在意義を説く。
月例会では、提出された作品の中から参加者の互選で最も優れている作品をピックアップ。被写体の選び方や構図、色合いなどについて自由に意見を交わしている。林会長は「何を意図して撮影しているのか、作品を客観的に見ながら考えることもレベルアップには不可欠」と語る。
月例会は毎月第2日曜の午後6時半から市文化会館会議室で開く。
問い合わせは林会長 携帯電話090(2053)3412。
















