サラ貝、バカ貝も出荷規制 3漁協 貝毒検出で初回検査

サラ貝、バカ貝も出荷規制 3漁協 貝毒検出で初回検査

 ホッキ貝からまひ性貝毒が検出され、7日から出荷を自主規制している太平洋西部海域のいぶり中央、苫小牧、鵡川の3漁業協同組合は12日、漁再開を目指して初回検査に臨んだ。いぶり中央漁協が水揚げしたサラ貝、バカ貝の毒性値が国の規制値を超え、3漁協はホッキ貝の操業休止を続けるとともに、サラ貝、バカ貝も同日から出荷を自主規制した。

 道によると、3漁協は11日にホッキ貝を水揚げし、12日に検査。いぶり中央漁協のホッキ貝と、混獲された二枚貝のサラ貝、バカ貝の貝毒も国の規制値を上回った。苫小牧、鵡川漁協はホッキ貝、サラ貝、バカ貝とも基準値を下回ったが、同海域で一律の対応は変わらず、3漁協は今後も1週間ごとに検査し、3週連続で規制値を下回るまで出荷を規制する。

 貝毒の検出は、毒性プランクトンを貝が食べ、うろなどにたまることが原因。道水産流通係は「水温が高くなると、毒性プランクトンが繁殖する環境ではなくなるが、今年は例年よりも発生量が多い」と懸念。一方で、「他の魚類や毛ガニなどで貝毒が検出された事例はなく、ホッキ貝なども安心・安全が確認されたものしか市場に出回らない」と海産物の安全性を強調している。

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