【ユージン(米オレゴン州)時事】陸上の世界選手権第3日は17日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子マラソンは西山雄介(トヨタ自動車)が2時間8分35秒で13位だった。星岳(コニカミノルタ)は38位。日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は、新型コロナウイルス陽性が確認されて欠場した。
男子の1万メートルで田沢廉(駒大)は28分24秒25で20位、伊藤達彦(ホンダ)は22位。400メートル予選では、佐藤風雅(那須環境)が45秒88で5組4着となり、タイム順により20日の準決勝に進んだ。ウォルシュ・ジュリアン(富士通)も通過したが、川端魁人(中京大ク)は敗退した。
男子110メートル障害の泉谷駿介(住友電工)と石川周平(富士通)、同400メートル障害の黒川和樹(法大)は準決勝に出場。
16日に行われた第2日は、男子100メートル決勝でサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06(向かい風0・1メートル)をマークし、7位に入った。
サニブラウンは準決勝で1組3着となり、タイム順で通過。世界選手権のこの種目で日本勢の決勝進出は初で、五輪を含めると90年ぶり。坂井隆一郎(大阪ガス)は準決勝で10秒23の2組6着にとどまり敗退した。
女子1万メートルで広中璃梨佳(日本郵政グループ)は日本歴代2位の30分39秒71で12位だった。五島莉乃(資生堂)は19位。1500メートル準決勝の田中希実(豊田自動織機)は4分5秒79の2組6着で敗退した。
男子の110メートル障害予選で、泉谷駿介(住友電工)は13秒56の5組3着で17日の準決勝に進出。石川周平(富士通)も通過したが、村竹ラシッド(順大)は敗退した。400メートル障害予選では、黒川和樹(法大)が50秒02の1組4着で準決勝に進んだ。走り幅跳び決勝で橋岡優輝(富士通)は7メートル86で10位だった。

















