樽前山神社(苫小牧市高丘)の例大祭(実行委員会主催)が16日、閉幕した。新型コロナウイルス禍で見合わせていた境内の露店出店やステージイベントを復活させるなど3年ぶりの通常開催となり、14日からの3日間で延べ約10万5000人が来場した。
後日祭の16日は朝から、みこしを乗せたトラックが市内各所を巡る「車両みこし渡御駐輦(とぎょちゅうれん)祭」を実施。みこしを船に移し替え、苫小牧港・西港内を回る「海上渡御」も行い、地域の繁栄と安全を祈願した。
同日夕方には、総勢約150人の担ぎみこし渡御行列が市内双葉町の双葉3丁目公園を出発。同神社を目指す道中、幼稚園児や小学生ら約30人がそろいの着物姿でちょうちんを手に練り歩く稚児行列と合流すると「頑張って」などと、沿道にひときわ大きな歓声が響いた。
担ぎみこしは約140の露店が並ぶ同神社境内の人混みをかき分けて社殿に向かうと、盛り上がりは最高潮に達した。
稚児行列に参加した明野元町の髙森晴人君(6)は「足が痛くてしんどかったけど、いつもと違う服を着られて楽しかった」と笑顔。沿道から見守った父親の宗一郎さん(34)は「緊張しながら、頑張って歩く姿がかわいかった」と目を細めた。
実行委によると、来場者は14日が約3万人、15日は約4万人、16日は約3万5000人。今回は平日の木曜日に開幕した上、ぐずついた天気が続いた影響で2019年の前回よりも3万5000人ほど少なかった。
実行委の後藤勝夫運営本部長(69)は「3年ぶりに通常開催できたことに感謝している。多くの市民が喜んでくれてうれしかった」と振り返った。
















