４月から苫小牧市屋内ゲートボール場＝矢代町＝を指定管理している都市総合開発（本社苫小牧市）は、「地域の憩いの場」創出を目指して施設内の和室のフローリング改装、ヨガ教室の実施などのさまざまな取り組みを進めている。

　１９８９年に完成した施設は主にゲートボールやテニスなどの各種スポーツに利用されている。さらに利用価値を高め、イベントを呼び込めるように―と、２５畳の和室をフローリングに改装した。体育施設統括部長の安達一幸さんは「この近辺にコミュニティセンターがないことから、地域の人が気軽に集える場にしたい」と語る。

　また、館長の古海愛さんはヨガのインストラクターの資格があり、施設初のヨガ教室「椅子ヨガ＆やさしいヨガ」の実施を予定している。「椅子に座ってみんなで楽しめるヨガ。一人ひとりとコミュニケーションを取りながら、安心して取り組んでもらえる教室になれば」と期待している。

　参加料は１回５００円で、８月１０日、１７日、１９日、２４日、２６日、３１日に行う。時間は午前１０時～１０時４５分。７月２９日と８月３日は無料体験会も実施予定。「近所の人やヨガをやったことのない人にぜひ来てほしい。施設の知名度アップにもつながれば」と話している。無料体験会は両日午前１０時～１０時半。定員は８人。持ち物は飲み物とタオル。

　詳しい問い合わせや申込先は同ゲートボール場　電話０１４４（７４）４７７７。