北海道栄高校の木戸翔太(3年)=最強塾所属=が6月に千歳市で行われた第33回オープントーナメント北海道ウェイト制空手道選手権大会の一般重量級の部(80キロ以上)で優勝した。初KOも決め、大きな自信になっている。
一般重量級の部には4人が出場。トーナメント戦を展開し頂点を競った。1回戦は開始わずか15秒、上段回し蹴りを決めてKO勝利を収めた。「一般の部で初KOできてうれしい」と笑顔。近距離は戦いにくい―と自分が戦いやすい距離感を保つために足を使って相手背後に回り込み、踏み込んできた相手に対してカウンターとなる蹴りを合わせた。「タイミング良く蹴りを当てることができた」と満足の内容だった。
続く2回戦では体重差10キロ以上の相手に対し判定勝ち。下段や上段への蹴りや突きなど、187センチの高身長を生かして多彩な技で圧倒した。
今後の課題は苦手な近距離戦とスタミナ。走り込みによる体力の向上に加え「近距離でも一発一発に体重を乗せて、攻撃の威力を上げていきたい」と意気込みを語った。

















