国際線の定期便運航が再開した新千歳空港で21日、観光目的の団体ツアー入国が始まった。再開初日の17日はビザ取得が間に合わず観光客はゼロだったが、この日は韓国から利用のほぼ8割(航空各社)がツアー客。韓国の格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空も同日、仁川線を再開し、インバウンド(訪日外国人旅行者)回復が加速しそうだ。
新千歳は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国際線定期便の運航ゼロが続いていたが、17日に韓国の航空大手・大韓航空が仁川線を約2年4カ月ぶりに再開し、国際線が復活した。同社は毎週木・日曜に1日1往復する計画で、21日が「再開2日目」となった。初日は帰省客やビジネス客の利用にとどまったが、21日は韓国から到着した約120人のうち、ツアー客が約8割を占めたという。
友人と女性2人で旅行するチョン・キルモさん(33)は「コロナの影響で来日は4年ぶり」と笑顔。ルスツリゾート(後志管内留寿都村)で3泊する予定で「飛行機内も結構お客が多くてびっくりした。北海道は初めて来たけど、夏なのに涼しい。ゴルフを楽しみたい」と話していた。
この日は再開2社目となるティーウェイ航空の再開初便も午後1時ごろ、仁川から135人を乗せて到着し、同社によると7~8割がツアー客。8日間の日程で北海道に滞在予定の牧師リー・チュンインさん(37)は「日本がオープンになっても飛行機代は高かった。ティーウェイ再開を知ってすぐ予約した」と話していた。同社は23、24、27日と不定期運航した後、28日から毎日1往復を運航する予定だ。
新千歳の韓国路線はコロナ前、国や地域別の内訳で3割前後。同じく主要路線だった中国が「ゼロコロナ政策」を続ける中、韓国路線の再開から新千歳の「反転攻勢」が始まる構図。8月にはアシアナ航空(韓国)も仁川線運航を再開する。
















