市長と市民が意見交換 ジェンダーミーティング始まる 苫小牧市、男女平等参画社会実現へ 初回テーマは男性育休

市長と市民が意見交換 ジェンダーミーティング始まる
苫小牧市、男女平等参画社会実現へ 初回テーマは男性育休
男性育休について語り合う参加者

 苫小牧市民が市長を交え、男女平等参画について意見交換する初の「市長とジェンダーミーティング」が22日、市役所で行われた。誰もが暮らしやすい社会の実現を目指す市の事業の一環で、年3回程度の開催を計画。この日は男性の育児休業の取得促進をテーマに、メンバー13人が岩倉博文市長と語り合った。

 市は2019年3月、市民団体や企業の代表者、市職員が男女平等参画社会実現に向けて意見交換する場として、岩倉市長を座長とする市男女平等参画を推進する市民会議を発足。今年2月まで10回の会合を重ねてきたが、今年度からは参加者を固定しない「ジェンダーミーティング」に形を変える。

 初回のテーマは、4月の法改正で注目が集まっている男性の育休取得。話し合いに先立ち、宮崎県の企業経営者で社員の育休取得促進に積極的に取り組む津曲慎哉さんによる講演会を行った。

 津曲さんは育休に限らず、家族の病気や介護、新型コロナウイルス感染などの際に誰でも、いつでも休めるような職場環境が重要とし、自ら実践してきた工夫や改善点を紹介。第3子誕生の際に育休を取得した経験から、「育児は想像以上に大変だったけど、掛け替えのない家族の時間を堪能できた。みんなが助け合い、明るく元気な企業が増えることを願っている」と述べた。

 この後、参加者は4グループに分かれ、自身の考えや課題について自由に意見交換。「男性も女性同様に育児スキルを向上させなければ、育休を取得しても妻の助けにならないのでは」「育休制度はあっても使いにくいのが実態」「育休にこだわらず、それまでの働き方を改めるだけでもいい」「自分の家族にとっての幸せの形を考え、話し合うことも大切」といった声が上がっていた。

 岩倉市長も各グループの話し合いに参加。最後は男性育休を応援するため、自分はどのような行動をするかをボードに書いて一人ずつ発表する「育休応援宣言」で締めくくった。

 次回のジェンダーミーティングは、秋頃に多様な性をテーマに行う予定。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る