町内会夏祭り 続々再開 感染対策に細心の注意 苫小牧

町内会夏祭り 続々再開
感染対策に細心の注意 苫小牧
祭りでにぎわう清川公園=苫小牧市美原町

 苫小牧市内の町内会が、新型コロナウイルス流行でこの2年間見合わせていた夏祭りを再開し始めている。市緑地公園課によると、21日時点で町内会からの祭りに関連した公園利用の申請は昨年度の約4倍の15件に上る。ただ道内では今月に入って流行の「第7波」が猛威を振るっており、どの町内会も感染対策に細心の注意を払う。

 日新草笛町内会(谷岡裕司会長)は9日、草笛公園(日新町)で3年ぶりの「古里祭り」を開催。法被姿の児童らが町内を練り歩く子どもみこしやお楽しみ抽選会などの行事を繰り広げた。

 公園では3回のワクチン接種を済ませた役員らが焼きそばやフランクフルト、綿あめなどをテークアウト販売。公園内での飲食は禁止するなど、感染対策を徹底させた。

 谷岡会長は「久々の祭りで町内が活気づいた」と話していた。

 澄川町町内会(瀧進会長)は23日、町内の澄川公園で「澄川まつり」を実施。約1300人が来場し、出店の焼き鳥やおでんなどは、途中で売り切れる人気だった。初めてキッチンカーも導入したが、感染対策で会場の入り口を1カ所に限定。手指消毒などを求めた上、立ち食いのみ可とした。ときわ町から友人2人と訪れた伊藤大惺さん(13)は「待ちに待った祭りの再開。キッチンカーも出て、食べ物の種類が増えたのがよかった」と満足そうだった。

 美原町内会(亀谷博会長)も同日、町内の清川公園で3年ぶりの夏祭りを開いた。「この2年間、子どもたちが楽しめる行事がなく、何とか地域を活気づけたい―と企画した」と亀谷会長。検温やマスク着用などを徹底させ、ヨーヨー釣り、型抜きといった子どもが喜ぶ多彩な出店を用意し、大人も地元出身の演歌歌手栗原ちあきさんのライブや抽選会で盛り上がった。家族4人で訪れた津谷敬太さん(37)は「2年前に町内に引っ越してきてから初めてのお祭りだったが、家族で楽しめた」と笑顔。長女の●【96a6】さん(8)は「かき氷や焼き鳥、おにぎりなどをいっぱい食べた。型抜きが楽しかった」と喜んでいた。

 柏木町町内会(柳谷昭次郎会長)は8月20日、町内の豊陵公園で「第1回笑顔はじける柏木まつり」を予定。射的のコーナーやザンギなどのキッチンカー8台を公園に並べ、ダンス、マジックショーなど11のイベントも計画している。全道でコロナの感染が急拡大しており、市消防署日新出張所の団員らと協力し、来場者の歩きながらの飲食の禁止やマスク着用などを呼び掛ける方針だ。

 伊藤秀夫実行委員長は「感染対策を万全にして無事開催し、住民の笑顔があふれることを願っている」と力を込めた。

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