帝国データバンク札幌支店は、6月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比1・2ポイント増の40・1となり、3カ月連続で改善した。景気DIが40台となるのは2021年12月調査以来、6カ月ぶり。
全国平均の景気DI(41・4)との比較では、20カ月連続で下回った。その差は1・3ポイントで、前月から1・0ポイント縮小した。
企業の規模別では、大企業が前月比0・4ポイント増の41・7となり、2カ月連続で改善。中小企業も1・4ポイント増の39・8で、3カ月連続で改善した。中小企業のうち小規模企業も0・8ポイント増の40・4となり、3カ月連続で改善。大企業と中小企業の格差は1・9ポイントだったが、前月に比べ1・0ポイント縮小した。
業界別では、9業界中、金融、建設、製造、卸売り、小売り、運輸・倉庫、サービスの7業界で改善。特にサービスは3・4ポイント増の42・7と40台に回復し、2カ月ぶりに改善した。小売りは0・5ポイント増の33・0と4カ月連続で改善している。
一方、不動産は前月から横ばいの50・8。農・林・水産は0・4ポイント減の29・6となり、2カ月連続で悪化した。
先行き見通しは、「3カ月後42・7(前月調査42・9)」、「6カ月後42・1(同42・6)」、「1年後43・0(同43・1)」。3指標とも前月から悪化予想となっている。
同支店では「ウクライナ情勢や円安によって、エネルギーや食料品などは値上げラッシュの様相を呈している」と分析。「消費マインドの低下など影響の長期化に対する警戒感は依然として高まっている」と指摘している。
調査は6月17~30日、道内企業1103社を対象にインターネットで実施。552社から回答を得た。回答率は50・0%。
















